第3回ふるさとテレビコンクール

--- 俳句の部・応募作品 ---

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1 ふるさとに帰りたくなる年の暮れ 五劫様
2ふるさとに降りた時から国訛り五劫様
3ふるさとに残るは柿の木と墓と五劫様
4短日や公園すでに人気なし安部 磯信様
5落葉かな渓谷歩く二人連れ安部 磯信様
6手抜きして三日続きのおでん鍋井手口 恵美子様
7起きるにも気合ひの声や冬に入る井手口 恵美子様
8陽を受けて枯蟷螂の動かざる片桐 清子様
9千年の源氏絵巻や冬桜片桐 清子様
10野菜屋に暖簾のやうに柿干され後藤 満壽子様
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11晩秋の熊本城のきらめきて後藤 満壽子様
12鯉遊ぶ水面に石蕗の花明かり末次 哲様
13輪の中に尻より入る大焚火末次 哲様
14秋深む五色に染まる散歩道松原 由紀子様
15去年より早く障子を貼ることに松原 由紀子様
16日々変はる山の化粧を眺めけり木村 清江様
17よろよろと地を這うてをり冬の蝶木村 清江様
18凩や滅入る話の多くして小野 泰之様
19木洩れ日の落葉の径を歩きけり小野 泰之様
20境界の塀に隠れて柿すする長井 清様
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21冬夕焼け又も躓く散歩道長井 清様
22冬に入る鋼光りの周防灘しげる様
23山鳩の遊ぶ裏庭冬はじめしげる様
24駆け足で冬将軍がやつてきた小田 敬子様
25赤い実の目立ち初めたる十二月小田 敬子様
26山茶花の零れて庭を染めにけり上村 宏様
27人情に触れてぬくもる冬の旅上村 宏様
28苔庭に落葉彩る瑠璃光寺中村 喜代子様
29賑やかに昔乙女と冬の旅中村 喜代子様
30銀行に人の出入りも十二月豊福 真弓様
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31二つ三つ崖に名残りの秋桜豊福 真弓様
32ぶかぶかの服の頼もし七五三前田 照世様
33色鳥や一人暮らしの板につき前田 照世様
34母偲ぶ一夜でありぬ榾明かり金山 文江様
35本陣の雪隠かくす花八つ手金山 文江様
36クリスマスソングに浮かれ歩きけり木瀬 連香様
37炉明かりやかつぽ酒酌む田舎茶屋木瀬 連香様
38みどり児の菩薩眠りや小鳥来る石川 一歩様
39凩や物扱ひの人減らし石川 一歩様
40冬月のいびつ仔細のありさうな塚越 美子様
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41骨ほろほろ帰つてゆきし雪の照り塚越 美子様
42通るたび足元ほてる冬の花塚越 美子様
43どぜうをつかむ掌をたまはりぬ広井 和之様
44ちんどん屋ついていくなり神無月広井 和之様
45照らしたる一枚の世ぞ秋麗ら広井 和之様
46木枯に心張棒のかるがるし石井 長子様
47跫音の愉しくひびく通草の実石井 長子様
48十二月八日そこここ燻りぬ石井 長子様
49年つまりふりまはされし変一字石井 長子様
50ふるさとへ発止とばかり松飾る石井 長子様
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51葉牡丹を市松に植え町おこし小峰 八重子様
52雪つばきあしたはきつと晴れるから小峰 八重子様
53かまくらにねむりたりない愛想顔佐々木 克子様
54海見たき日の鰰にあるまどい佐々木 克子様
55父母の夢のあとさき雪しまく佐々木 克子様
56雁木市海鳴りばかり通らせる佐々木 克子様